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入院
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今年の正月早々、実は、入院をしていた。 生来の持病が突如として、悪化したのだった。
救急車で運ばれ・・・・・・ まぁその時の様子はまたおいおい話して行くことにする。
今回は病室での様子についてお話しする。
4人部屋だった。
わたしが入室したときには、 向かい合わせに、若いあんちゃん、一人だけだった。
このあんちゃん、ず〜っと点滴をぶら下げていた。 どこに行くにも、点滴をぶら下げたポール?をごろごろと 転がして、引っ張って歩いているのだ。
あんちゃんが、このポールを引っ張っているのを 見かけたとき、点滴を引っかけているところから オレンジ色の袋がぶらさがっていた。 丁度、本屋とかで入れてもらうような袋だと思った。
この病院は地下に売店や本屋があるので、 なにか買ってきたのかなぁとか思っていたが、 点滴の容器自体を覆いかぶせてあったようだ。
さて、このあんちゃん。 なんの病気で入院しているのかは知らない。 実は食事を全くしていないのだ。 食事の時間になると、 #もちろんあんちゃんの分はない。 わたしのところに食事が運ばれてくる。 すると、あんちゃんはす〜っとどこかにいなくなる。
まぁ幸いに?歩くことに支障があるわけではなさそうなので、 隣で人が飯を食っているのをじっと我慢しなくても良いのが救いだろう。
点滴で栄養補給ができているのだろうが、 3大欲求のうちの食欲を封印されてさぞかしつらかろう。
ましてやここは病院。 レベルの高いナースがごくごくまれにいるのだ。
もう一つの欲求も満たされることもない。 その辛さは想像をはるかに超えるものであろう。
もう一人、斜向かいに入ってきた。 引退間近のおっちゃんだ。 どうやら、手術に行っていたのか?集中治療室にでも入っていたのか? この4人部屋に復活したようだった。
それに最初の頃はそれは饒舌だった。 わたしにも読み終えた雑誌などを 「読む?」 と、気さくに声をかけてきたりもした。
が、わたしはそれどころではなく丁重にお断りしていた。 それほど悪い病気ではないものだと思っていた。
見舞いに来た、仕事関係?の人に対しても 「血、吐いてさぁ」 なんて軽い口調で話しをしていた。
どうやら胃潰瘍で、胃に穴があいたとかいう感じだろう。 そんな様子も微塵も見せず、結構部屋から出歩き、 売店などに買い出しに行ったりしていた。
が数日、同部屋で過ごしているうちに、その様子はみるみる変わっていったのである。
次第にふさぎ込むように?なり、ほぼ1日中ベッドの上で テレビを付けっぱなしで過ごすようになったのであった。
暇で暇で仕方がなかっただけかもしれないが・・・
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