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新聞屋(1)
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家でのんびりとワインなどを飲んでいたときのことである。 インターフォンが鳴った。 我が家はリフォームしたときにモニターつきのインターフォンにしていたので、 応答しなくても、どんな風体の人かは一目瞭然である。 しかも、当初モノクロのモニターの予定であったが、 何を血迷ったのか、リフォーム会社がカラーモニターのインターフォンを 設置している。 まぁしかし、値段がモノクロのものを設置する予定にしていた予算と ほぼ変わらなかったので、懐具合にはまったく影響がなく、問題はなかったのだが・・・
そんな話はおいて置いて、やってきたのがちょっと?恰幅の良い人だ。 某公共放送の受信料の勧誘なら一応背広でくると思っているので、 そうではなく、ラフな服装だったので、とりあえず出てみることにした。 まぁ某公共放送の受信料は支払うつもりは毛頭無いことだけは述べておく。
「旅行の券ができました。」 みたいなことをその恰幅の良いあんちゃんはぬかしたのである。 わたしには思い当たる節は無い。 どこかに旅行のことを依頼していたわけではないからである。
しかし、何のことは無い、新聞屋の勧誘であった。 ここははっきり社名を出すのは問題なのかもしれないので、仮にM新聞(だそうな)としておく。 で、わたしは新聞なんてものはここ数年、購読していない。 「新聞は取っていない」 と、告げると男は引いた。
が、モニターつきインターフォン。 その後の行動がわかるのである。 ここは集合住宅。 お向かいの家に勧誘に行ったのである。 やり取りの音声まではよく聞こえなかった。 というか、はじめは聞くつもりではなかった、というのが正しいであろう。
お向かいの奥さんは玄関を開けて、その新聞屋に対応していた。 普通のブザー式のチャイムであるから、仕方ないのであろう。 男は勧誘セリフなのかどうかはわからないが、同系列の新聞屋の勧誘のヤツがここいら近所で 暴言を吐きまくって苦情が殺到している。 そのワビにまわっているらしい。 が、この男はすでにその販売所を去って、独自に企業?しているらしいことを言っていた。
#すべてを克明に聞いたわけではなく、ところどころ聞こえる言葉をつなぎ合わせているので #詳細は間違っているのかもしれない・・・・・
で、お向かいの家はどうやらすでに他のところから新聞を取っているらしい。 だが男はお決まりのごとく、洗剤をえさに食い下がった。
一度は手にした洗剤。 が、男が 「ここに名前を書いてよ」 みたいな一言に、奥さんははっきり断り、洗剤を付き返したようだった。
めでたしめでたし・・・・・・・・・・・
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