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ヤブ医者とメイド薬局
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引越をしたので、持病持ちの自分は新しいかかりつけ医をと思い近所の町医者に行ったときのことだった。 かなり待合室も広かったので、ぽつんと一人テレビのそばのソファーに座り、見るともなく呼ばれるのを待っていた。 診察室は待合室から廊下を少し進んだところにあるらしい。 その廊下にも椅子が並べられていた。 順番待ちをするためなのかもしれない。 しかし、始めて行った私にとってははかり知れないこと。 前の患者らしき人が廊下の向こうからやってきてしばらく・・・。 受付にも人がいるので、医者が待っているなら声をかけてくるだろう。 呼ばれる気配は全くしなかった。
どうやら呼ばれていたらしい。 なんともずうずうしい医者で、椅子にふんぞり返って、部屋の前の廊下にいても集中してないと聞こえないような感じだ。 看護士とかが呼びに来てもいいはずだろう。 年寄りとかもいるだろうに・・・・・
で、いざ診察。 どうやら日本人ではない。 若干、発音が中国系か韓国系かと思わせる。 別に人種差別をするつもりはない。 その道の専門家であるなら、信頼するまでだ。 が、ソヤツは違う。 と思う。 なんたって聴診器のあて方がずさん。 数秒、いや、ほんの1秒ほどで数ヶ所点々と・・・・・・ 「はい、後ろをむいて」 やはりほんの1秒ほどで終わる。 それでなにがわかるというのだ。 超人的な感覚をもっているのか、たんなるズボラだろう。
かなり以前から使用している薬があり、それを処方してほしかったので、過去もらっていた資料を持参していた。 すると、 「隣の薬局にはこの薬は置いてない」 とのこと。 以前は病院で診察をし、薬を処方していたが、最近では薬局は別になっている。 なぜだか知らない。 やはり病院では数多くある種類の薬を管理しておくことには限界があって、専門分野として分けているのだろうと思っている。 しかし、なぜ、別の店舗?となっている薬局の所持している薬まで、この医者が管理しているのか? 疑問だ。 いままで、この医者が処方したことない薬であっても、この隣にある薬局では別の処方せんによって在庫があるかもしれないのだ。
そう、過去にこんなことがあった。 某病院に行ったときのこと。 過去の処方せん?を持ち込んで、 「この薬を処方してください」 と、頼んだときだった。 その医者は 「同じ効き目だから」 という理由で、全く違う薬を処方したことがあった。 今まで使ったことのない薬を、患者が使うには抵抗があるはずだ。 いくら効き目が同じといえども。 やはり、医者は薬メーカーとかから、 「うちの薬を処方してくださいね、でへでへ・・・」 っていうことが実際あるのだろうか? このときは別にこの病院の近くの薬局に処方を依頼した薬がなかった訳ではない。 また、薬局なんてそこいらじゅうにあるんだから、無ければ別のところに行ってもいいし、お取り寄せしてもらうこともできるだろうに。
さて、話はもどって・・・・ なんだかうさんくさい、この近所の病院と薬局。 (実際、薬局に行ったわけではないが・・・・) 薬が無いと言われたからには、別の薬局に行かざるをえない。 そこで、ちょっと遠いが駅近くの薬局に行くことにした。 そこがちょっと面白い?ところだったのだ。
結構広い店舗で、ソファーが5、6脚あり、小さな腰高のテーブルが3つ。 このテーブルに向かい合うように、それぞれ2つずつカウンター椅子が、計6つ置いてある。 白衣?を着た薬剤師?の女性が数人のこの薬局。 店内には数人の客が。 カウンター椅子にはばあさん。 ソファーにはじいさん。 他にも居た。 まずは薬剤師の女性がカウンター椅子のばあさんの所へ行って、説明や勘定ををやっていた。 向かい合わせにも椅子が置いてあるので、それに座って対面する形でだった。 つぎはソファーのじいさんのところへ。 ソファーにはテーブルや向かい合わせの椅子などはないので、どうするんだ?と思っていたら、跪いた。
通常なら、名前を呼ばれた客(患者)がレジカウンターみたいな所に行ってから、説明や勘定をする。 私はいままではそうしていた。 しかし、ここは年寄り連中のことを考えてのことだろう。 ばあさんやじいさんがよぼよぼ歩いてくるのを待っていると時間がかかってしょうがない。 じゃぁ、こっち(薬剤師側)からそばにいけば良いのだ。 という、考えからこのサービスが始まったのだろう。 もちろんこれは年寄り連中に対してだけの物ではなく、例外無く私のところにも来た。 私はソファーに座っていた。 そう、目の前で跪いたのである。
なんだか、「メイド」という言葉が頭に浮かんだ。 アキバとかにある、いわゆる「メイドカフェ」というのには行ったことがないが、コスプレした娘。たちが 「ご主人様」 とか言っているのだろう。 白衣を着た女性が跪いて 「お客さま・・・・」 などと言っているのは、はたからみてたいした違いは無いように思えた。
ただ残念なのは、その女性の年齢・・・・・ もう少し若くて、もう少しコスチュームを考えたら間違いなく流行る店になるだろう。
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